サワードウ
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ワカメと煎り胡麻のサワードウブレッド:うまみパン

これまで公開してきたレシピの中でも特に好評をいただいているのがこちらのパン。

パンにわかめ?!と驚かれるかもしれませんが、わかめの旨味とサワードウブレッドのもちもちは相性ばっちりで、どこかおにぎりを彷彿させるパンなのです。

パンとわかめの組み合わせのインスピレーションを受けたのは、意外にもロンドンのレストラン。
そこはコペンハーゲンにあった伝説のレストランNomaで修業したシェフのレストランだったのですが、そこで提供されたわかめのサワードウブレッドとホイップバターに衝撃を受けました。

その後、自分流にアレンジして作ったのがこのレシピという経緯でした。

わかめのミネラル分があるので、加える塩は少し控えめ。

子どもも喜んで食べてくれる、家族に優しいパンでもあります。

Ingredients

  • 生地用
  • 強力粉 300g

  • 水 225g

  • 塩 6g

  • 本種 60g

  • 乾燥わかめ 5g

  • 煎り胡麻 15~20g

  •  本種用
  •  スターター 10g

  •  強力粉 30g

  •  水 30g

●乾燥わかめは水に浸して戻したら、よく水を切り(とっても大事)細かく刻みます。

◆スケジュール(例)

生地温度は22~24℃を想定しています。

<1日目> 

スターターを冷蔵庫から取り出して種継をする。(1~2回)

<2日目>

7:30 ー 本種づくり
本種用のスターターと強力粉と水を混ぜる。
本種は、酵母が活性化するまで温かい場所に置いておく。
11:00 ー オートリーズ
パン生地用の強力粉と水を、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

(30分~2時間程度置く)
12:00 ー ミキシング1
本種が2~3倍に膨らみ、モコモコして活性化したら、オートリーズをしていた生地に加えて混ぜる。

(30分程度置く)
種が水に浮いたので生地に混ぜる準備は整った様子
12:30 ー ミキシング2
塩を生地に入れて、ボールの中で4~5分を目安に生地に揉みこむ。

(15~30分程度生地を休ませる)
13:00 ー 折りたたみ
生地を下から救うように持ち上げて軽く折りたたむ。

(15分程度生地を休ませる)
13:15 ー ラミネーション


(45分程度生地を休ませる)
14:00 ー ストレッチ&フォールド1
3分の1の量のわかめと煎りごまを加えてストレッチ&フォールドを約4回行う。

(30分生地を休ませる)
14:30 ー ストレッチ&フォールド2
3分の1の量のわかめと煎りごまを加えてストレッチ&フォールドを約4回行う。

(30分生地を休ませる)
15:00 ー ストレッチ&フォールド3
3分の1の量のわかめと煎りごまを加えてストレッチ&フォールドを約4回行う。

(約1時間半室温発酵)
16:30 ー 成形
成形して発酵かごへ。

(30分生地を休ませる)
17:00 ー 冷蔵発酵
発酵かごに軽く湿らせた布巾などをかけて、冷蔵庫に入れ、長時間低温発酵。

(約8~24時間)

<3日目>

8:00 ー 予熱
オーブンにダッチオーブンをセットして260℃で予熱。

8:30 ー 焼成
クープをいれた生地をダッチオーブンにいれて焼成。
(240℃蓋あり20分、鍋から取り出して再びオーブン庫内に置き、温度設定を220℃に下げてさらに10~20分)

※お使いのオーブンにより火力などが異なるので、適宜調整して下さい。

そのままでももちろん、バターとも相性が良いので是非おためし下さい。

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