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カントリーサワードウ(全粒粉/ライ麦10%)

基本のサワードウブレッドに10%程度の全粒粉またはライ麦粉を加えたカントリーサワードウブレッド。
10%程度なら生地の扱いやすさにあまり影響はなく、全粒粉やライ麦を少量加えるだけで風味に奥行きがでます。
毎日食べたいパンの1つです。

Ingredients

  • 生地用
  • 強力粉 270g

  • 全粒強力粉/ライ麦粉 30g

  • 水(22~25℃程度) 210~225g

  • 塩 6g

  • 本種 60g

  •  本種用
  •  スターター 10g

  •  強力粉 30g

  •  水 30g

●水の量について
このレシピでは加水210gからスタートしています。
粉の吸水具合を見て足せそうな場合はミキシングの際に5gずつ加えて下さい。

●水の温度調整について
生地用の水は、生地温度が24℃くらいになるように、冬場は温かいもの(30~35℃程度)、夏場は冷たいもの(10~15℃程度)を使うなどして調整します。

 参考:粉温度+水温度+室温=75℃

◆事前準備

スターターをフィーディングしておき、活性化したものを本種として生地に加えます。

<スターターフィーディング例>
スターター:粉:水=1:3:3=10g:30g:30g

 →残ったものは次のフィーディングで使い、種継をしていきます。

◆スケジュール(例)

以下のスケジュールは室温22~24℃程度を想定しています。

各工程の動画はこちらをご覧ください。

<1日目> 

スターターを冷蔵庫から取り出して種継をする。(1~2回)

<2日目>

7:30 ー 本種づくり
本種用のスターターと強力粉と水を混ぜる。
本種は、酵母が活性化するまで温かい場所に置いておく。
11:00 ー オートリーズ
パン生地用の強力粉とライ麦粉と水を、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

(30分~2時間程度置く)
12:00 ー ミキシング1
本種が2~3倍に膨らみ、モコモコして活性化したら、オートリーズをしていた生地に加えて混ぜる。
アクティブな状態の本種
本種が水に浮いていたら生地に混ぜる準備完了
12:45 ー ミキシング2
塩を生地に入れて混ぜ合わせる。
4~5分を目安に指の腹で生地を揉みます。

(30分程度生地を休ませる)
最初は生地をつまんで塩を揉みこむように
塩を加えて表面がつるんとなった状態
13:30 ー ストレッチ&フォールド1
軽く濡らした手で両手で生地を下から持ち上げるようにして軽く折りたたみます。
一度行ったらボールを180℃回転させ、同じように下から持ち上げるようにして折りたたみます。

(30分生地を休ませる)    
14:00 ー ストレッチ&フォールド2

 → またはラミネーションでもOK

(30分~1時間程度生地を休ませる)
14:45 ー ストレッチ&フォールド3

(30分~1時間程度生地を休ませる)
15:30 ー ストレッチ&フォールド4(必要に応じて)
16:30 ー 成形

成形したら、発酵かごにいれる。

(15~30分程度休ませる。全体的に気泡がはいり発酵がかなり進んでいるようならそのまま冷蔵庫へ。)
17:00
冷蔵庫に入れて長時間低温発酵。

(約8~24時間)

※生地を覆うカバーは、なしまたは布巾を被せるのがおすすめです。(シャワーキャップだと結露がつくため、あまりおすすめではありません)庫内が乾燥しやすい場合は、軽く湿らせた布巾を被せて下さい。

<3日目>  

8:00 ー 予熱
オーブンにダッチオーブンをセットして260℃で予熱。

8:30 ー 焼成
冷蔵庫から取り出した生地は、発酵かごを逆さまにしながらベーキングシートの上に取り出す。
クープをいれて、ダッチオーブンに生地をセットしたら軽くミストをかけて蓋をする。
250℃ダッチオーブン蓋あり25分、鍋から取り出して設定温度を220℃に下げ、さらに10~20分焼く。
※お使いのオーブンにより火力などが異なるので、適宜調整して下さい。

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