ライ麦100%シードブレッド
混ぜるだけで捏ねや成形は不要。
手軽に作れるライ麦100%のシード入りブレッド。
好き嫌いの分かれるパンですが、このサイトを訪れて下さる方は好きという方が多いのではないでしょうか。
栄養たっぷりで、噛めば噛むほど滋味深い味わいが楽しめる。
そして日が経つにつれて風味の奥行きが生まれる魔法のようなパンをどうぞお楽しみください。
なお、このレシピはスターターの余り種でもOKです。
Ingredients
- 1.本種(ルヴァン)
ライ麦全粒粉 75g
水 75g
ライスターター 15g(※)
- 2.ソーカー(シード類をふやかす下処理)
オートミール 40g
シード類(ひまわりの種、かぼちゃの種、フラックスシード、チアシードなど) 35g
熱湯 120g
- 3.本生地
ライ麦全粒粉 425g
水 320g
塩 10g
モルトパウダー(または蜂蜜) 10g
- 4.トッピング
お好みのシード類
※ライスターターは、ライ麦から起こしたスターターのほか、強力粉で作るホワイトスターターをライ麦で2~3回フィーディングして変換したものでもOKです。
★こちらのレシピ動画で使っている型のサイズは以下です。
・サイズ内寸(約):200×80×高80mm
・容量(約):1280ml(約0.7斤)
◆工程
<全体像>
前日夜:事前準備
・ 本種(ルヴァン)作り
・ソーカー準備
焼成当日:生地作り (全体で約5時間)
├─ 材料をすべて混ぜる
発酵(約3~4時間)
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焼成(約1時間)
<事前準備>
1.本種(ルヴァン)作り
本種用の材料(ライ麦全粒粉、水、ライスターター)を混ぜ、発酵させる。
※夏場は約6~9時間、冬場は約9~12時間程度が目安です。
2.ソーカー準備
ソーカーの材料(オートミール、シード類、熱湯)を混ぜ、粗熱がとれたら冷蔵庫にいれてひと晩置く。


シード類をひと晩お湯につけておくことで、以下のようなメリットが生まれます。
・パンの保水性をあげる
・さらなる風味の向上
・スライスがしやすくなる
・消化に良くなる
<焼成当日>
1.ボールに粉類(ライ麦全粒粉、塩、モルトパウダー)をいれて混ぜる。
2.1に水と本種とソーカーを加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
3.2を型にいれて、全体を均一にならす。
4.室温(21~24℃目安)に置いて、約3~4時間発酵させる。
5.オーブンを230℃設定で予熱開始。
6.表面にシード類をトッピングし、ミストを軽くかける。
7.型の蓋をして230℃で約10分焼成。
8.蓋を外してオーブンの温度を200℃に下げ、さらに45~50分程度焼成。
9.内部温度が96℃に達し、焼き上がったら型からパンを取り出す。
10.粗熱がとれてきたらティータオルでくるむ。
11.1日ほどタオルにくるんだまま寝かせてスライスする


